康診断コラム

  • 学習する組織
    2025年08月23日

    医療と介護の京橋グループのブログです。
    毎週、社員向け経営理念メルマガを書いて19年目です。
    そのメルマガ転記です。

    私達京橋グループの経営の根幹は『笑顔』です。
    創業者が最も大切にしていたのも『笑顔』です。
    なので経営理念の一番目は『笑顔と人の和』です。

    朝礼で『笑顔』のことを話してください。
    パートさんも笑顔になれるようにしていきましょう。
    私達京橋グループの経営理念筆頭は『笑顔と人の和』です。

    今日は、経営理念の二番目『学習する組織』についてです。

    学習する組織
           
    仕事で学ぶべきことは、たくさんあります。
    「これで十分」と言える終わりはありません。
    なぜなら、世の中は常に進歩しているからです。

    25年前、机の上にあったのは電話だけでした。
    今では、当時どうやって仕事をしていたのか思い出せません。
    それほど仕事のやり方は激変したのです。

    変化に合わせて、学び続ける必要があります。
    多くの会社が基礎から最新情報まで学び続けています。
    でも、同じ間違いを繰り返す会社も少なくありません。
    学びは進歩の第一歩です。
    けれども、同じミスばかりでは進歩できません。

    まずは「今できることを、確実にできる力」が必要です。
    その土台があってこそ、新しい学びが活きてくるのです。
    失敗やミスの事例は「宝の山」です。
    仕組みを作れば、ミスは減ります。
    情報を共有すれば、誰もが間違えにくくなります。

    私たち京橋グループの事故報告書は、貴重な財産です。
    「対応」「原因」「改善案」を分けて書く必要があります。
    これが、仕組みを作るツールになるのです。
    指示書には過去のミスも表示されます。
    同じお客様に、同じミスをしない工夫です。
    過去の失敗は、共有してこそ価値があります。
    それが「組織で学ぶ仕組み」です。

    精神論では改善できません。
    「確認を徹底」ではなく、「仕組みを設計」してください。
    そして、共有してください。
    情報共有とは、報告書を書くだけではなく、会議で話すことです。
    皆で話し合い、皆で改善し、皆で仕組みを根付かせるのです。

    同じミスを繰り返さない。
    それだけで会社は、ずっと強くなれます。
    事故報告書の改善案を会議で取り上げてください。
    その効果も、しっかり確認してください。
    共有するだけでも、組織は強くなります。

    一度のミスから、仕組みを作り、全体で共有する。
    それを続ける会社こそ、本当に強い会社です。

    私達京橋グループの経営理念は『学習する組織』です。

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