康診断コラム

  • 整理整頓」―職場を変える力
    2025年05月25日
    新入社員さんを迎えて

    医療と介護の京橋グループのブログです。
    毎週、社員向け経営理念メルマガを書いて19年目です。そのメルマガ転記です。

    私達京橋グループは、笑顔で『整理整頓』をしていきましょう。
    『整理』とは、『捨てる』こと
    『整頓』とは、『美しく並べる』こと
    まずは『捨てる』ことからです。

    「整理整頓」―職場を変える力

    整理整頓というと「片付け」のイメージが強いですが、
    実はこれは“経営の基盤”を整える大事な行為です。

    ムダなモノや書類、情報が溜まると、
    探し物が増え、判断が遅れ、業務が滞ります。
    逆にスッキリした職場は、生産性も安全性も高く、
    意思決定のスピードが格段に上がります。

    そして、整った環境は社員にこう語りかけます。
    「この会社は信頼できる」「大切にされている」
    だからこそ、働く人の意識や姿勢も変わっていくのです。

    けれど、多くの会社が「捨てられない」現実もあります。
    ・いつか使うかも…という不安
    ・とりあえず残す…という文化が根づいている
    ・そもそも整理の基準やルールがない
    ・どこに戻すか場所も決まっていない

    こうした理由が、決断力のない組織風土を生み出してしまいます。

    ではどうするか?

    次の3つを全員で一斉に取り組むだけで、職場の空気が変わります。

    1.全員で一斉に取り組む
    →15時からの環境整備で、日常業務とは切り離し、全員で実施。
     捨てるんですよ。1年使っていない物は捨ててOKです。

    2.「戻したくなる仕組み」をつくる
    →誰かが管理するのではなく「ここに戻すのが自然」にする
     平置き禁止。「出しっぱなし」だと目立つように整頓する。

    3.定期的に点検を行う
    →週に一回、職場が片付いているか?定期点検しましょう。
     平置き禁止。重要書類はPDF化。「出しっぱなし」は捨ててOK。

    この3ステップが機能し始めると、
    ・判断が早くなる
    ・自分の仕事に責任を持つようになる
    ・新人でも迷わず動ける
    ・「整っている会社」としてお客様からの信頼も高まる

    平置き(地面に直接、物を置くこと)は禁止です。
    平置きは直ぐ積み上がります。奥の物は出せなくなります。
    不要な物は捨てて、必要な物は美しく整えて置きましょう。

    次は「使われていない情報・ツール・書式」も見直してみましょう。
    画面の奥に埋もれた古いデータや、惰性で続いている帳票管理等、
    気づかないうちに職場のムダになっている物が多数あります。

    整理整頓とは「古い慣習から未来へのアップデート」です。
    私達京橋グループの経営理念は『学習する組織』です。

お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

検査内容でご不明な点や、どのコースを受けていいか分からない、法人様での受診相談など、お気軽にお問い合わせください。