康診断コラム

  • 笑顔
    2024年12月01日

    江戸川区に本部がある京橋グループのブログです。
    毎週、社員向け経営理念メルマガを書いて18年目です。そのメルマガ転記です。

    『笑顔』で、より良い何かを考えていきましょう。
    難しい事ではありません。昨日よりちょっとよくすればいいのです。

    机の上に同じ色の紙を1枚おいても誰も気付きませんが、100枚重ねれば気付きます。
    1000枚重ねれば誰でも気付くし、気付いて感動する人(ファンになる人)もいます。
    アイデアを出し、小さな工夫を積み上げましょう。それがサービス業の生命線です。

    笑顔

    私は二十歳の頃、てっとり早く稼げる土木業の学生バイトをしていました。
    日比谷公園のテニスコート脇側溝とか、銀座地下駐車場の便所とか、急斜面の基礎とか。
    その会社は差別化するために、狭くて機械が入れない場所専門の工事請負をしていました。
    全て機械が使えない手作業なので、強烈にハードな職場でした。

    現場には職長と呼ばれるリーダーがいました。
    リーダーの皆さんは、ガハハハと大きな声で笑う豪快なタイプの方が多かったです。
    大して面白くない事でもガハハと大きな声で笑われると、周囲も引きずられて笑います。
    私は、別に面白くもなかったので、ちょっと皆から離れて愛想笑いだけをしていました。

    ある時期、現場が重なり、社長の息子さん(専務さん)が職長として来ていました。
    とても熱心でマジメな方で、率先して黙々と作業をするタイプの人でした。
    しかし、日に日にギスギスしていき、揉め事やケンカが起きるようになりました。
    息子さんが会社に戻り、ガハハの職長さんと交代した時、職場がパッと明るくなりました。
    強烈にハードな職場でしたが、ただ単にガハハ笑うだけで職場がパッと明るくなったのです。
    ガハハハと大きな声で笑うので、みんなも引きずられて笑うようになりました。
    不思議と揉め事やケンカも次第に起きなくなりました。
    つまんない事でも大げさに笑うのには意味があるんだなぁ~と思ったことを憶えています。

    仕事は楽しい時ばかりではありません。
    辛いからこそお金がもらえるのです。
    辛い時こそ笑いましょう。カラ元気でいいのです。
    笑い飛ばしましょう。いずれ辛い時期も通り過ぎます。

    以前はもっと繁盛期がハードで厳しい職場でした。
    私が入社した頃は、一度出張に行くと3週間帰れないこともありました。
    繁盛期の秋は、毎年社内がギスギスして、ケンカばかりでした。
    お客様にナメられるから笑顔は絶対に見せないと言っていた社員もいました。
    お客様の満足度(CS)を上げるため、『笑顔』に取り組み始めた時のことです。
    『笑顔』『笑顔』『笑顔』と言い続けていたら、社内の争い事が減っていきました。
    『笑顔』はお客様のためだけでなく、自分たちのためにもなるのだ。
    そう気付いた時、経営理念を『人の和こそ全て』から『笑顔と人の和』に変えました。

    社会に『笑顔』を増やすために、まずは自分の周囲を『笑顔』にしましょう。
    私達は人々の健康を護る仕事です。健康があれば『笑顔』も増えていきます。
    あなたは、大きな声で笑うだけでいいのです。『笑顔』は伝染するのです。
    素敵な『笑顔』は、最高の差別化となるのです。

    心は、表情によって動かされます。
    悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのです。
    楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのです。
    厳しい時の誰かの『笑顔』は、皆の救いとなります。

    私達京橋グループの経営理念は『笑顔と人の和』です。
    私達の中心は『笑顔』です。

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