康診断コラム

  • 「作業することが仕事」という社員をつくらない
    2024年07月15日
    今期の目標

    江戸川区に本部がある京橋グループのブログです。
    毎週、社員向け経営理念メルマガを書いて18年目です。そのメルマガ転記です。

    昨日と同じ繰り返しから卒業しましょう。
    先週と比べて何を工夫しましたか?
    去年と比べて何を工夫しましたか?
    その工夫の量が、あなたの成長です。

    お客様を第一に考え、健康を通じて社会に貢献する。
    それを『笑顔』でやっていくのが私達京橋グループです。

    「作業することが仕事」という社員をつくらない

    作業をこなすことが仕事という感じで、考えることをやめている人がいます。

    【特徴】
    ・作業をこなすだけで試行錯誤しない
    ・売上減少や経費増大に対する危機感がない
    ・自分達の権利主張が強くなる
    ・新たな取り組みに対して消極的、変化を嫌う
    ・報告をしない、連絡もしない、相談もしない

    同じことを繰り返しているので、報告も連絡も相談も必要ありません。
    そういう人が増えてくると、必ず閉塞感が生まれます。

    頭を使わなくても作業はできるので、考えることを止めてしまいます。
    こうなると現場は、問題が起きればそれを上司に言うだけとなります。
    上司が受け取り、対策案を考え指示を出すというのが普通となります。
    自分では考えません。考えるのを止めてしまっているからです。

    自分の仕事に面白みもなくなり、作業をこなすだけに慣れてしまいます。
    問題に対し鈍感になり、お客様へのサービスにも悪い影響を出し始めます。

    末期の状態になると「職員同士でお客様を悪く言う」
    「会社の通達をやらない(後回しにして忘れる)」
    「ODコールにその場限りの対処で報告しない(クレーム隠し)」
    「整理整頓がされない(機材や現場が汚い)」という症状が出ます。

    こうなると「やっぱりまずいよね…」という自浄作用も機能しなくなります。
    そして、さらに規律は乱れ、サービスの質は下がり、売上も下がり始めます。

    これを改善するにはどうすればいいでしょうか?

    人は何かに向けて頑張っているとき、面白く生活に張りを持つことができます。
    現状維持は肉体的にも精神的にも楽ですが「慣れ」や「ゆるみ」を生みます。

    根本的に組織も人も同じです。現状維持は衰退に向かいます。
    今よりも良くする努力こそ、緊張感や新鮮さを持った良い状態が保てるのです。
    向上する仕組みをつくれるかどうか?、変化できるかどうか?です。

    お客様の声、担当者様の声、アンケート、改善するネタは豊富にあります。
    集める工夫をしてください。そして、集めただけではなく改善してください。
    誰かがやってくれるのではありません。あなたがやるのです。
    一人一人がお客様のために改善し、良いサービスに向けて頑張ってください。

    人は何かに向けて頑張っているときに面白くなり、生活に張りを持つことができます。

    私達京橋グループの経営理念は『全ての事はお客様を優先する』です。
    より良いサービスができるように、作業以外で頭を使いましょう。

お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

検査内容でご不明な点や、どのコースを受けていいか分からない、法人様での受診相談など、お気軽にお問い合わせください。