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CSに取り組んだ過去2024年06月23日
江戸川区に本部がある京橋グループのブログです。
毎週、社員向け経営理念メルマガを書いて18年目です。そのメルマガ転記です。私達は笑顔の会社です。朝礼で『笑顔』のことを話してください。
朝礼の最後は『今日も笑顔で頑張りましょう』と元気な掛け声で締めくくりましょう。CSに取り組んだ過去
私達京映会の業績が伸びたのはCSに取り組んでからです。
CSとは customer satisfaction(顧客満足)の略です。どうしたら、お客様が京橋グループのサービスで気持ち良く過ごせるのか?
どうしたら、お客様が京橋グループのサービスを良いと思ってくれるのか?
どうしたら、お客様が京橋グループのサービスを好きになってくれるのか?CSに取り組んでから、お客様からの評判が良くなり、仕事を切られにくくなりました。
仕事が切られなければ、お客様はリピーターになるので売上が徐々に増えていきました。最初から良かったわけではありません。平成13年まで、業績が下がり続けていました。
かなり苦労をしました。「あの客ムカつくよ~」現場の接客レベルは最低でした。
CSに取り組んだ過去ですが、思い返してみると3段階ありました。
平成13年からの「理解」期、平成18年からの「人の和」期、平成22年からの「笑顔」期です。「理解」期(1996年~)
反対する人に、お客様サービスの向上に取り組む理由を説明し、理解してもらった時期です。
最初に取り組んだのは、お客様を受診番号ではなく、名前で呼び『~様』と呼ぶ事です。
「それでは受診者が言う事を聞かない!」「そんなことをしたらスピードが落ちる!」
猛烈な反対を受けました。接客レベル向上以前の話です。説明に非常に骨を折りました。
「医療に接客など必要無い!(怒)」忘年会で酔った現場パートさんから言われた一言です。
一番苦労したのはこの時期です。会社全体が反対していた時期でもありました。「人の和」期(2002年~)
新入社員は入社3年で辞めるというのが当時のわが社のトレンドでした。
ケンカや批判、不平不満や個人攻撃が渦を巻いていたので『人の和』をテーマにしました。
2006年、経営理念の導入は反対が強かったのですが、最初の理念は『人の和こそ全て』でした。
とにかく、争い事や個人攻撃、ケンカや批判の後始末や仲裁に、多くの時間を使いました。
人の和を訴えて、次第にケンカや批判が少なくなり、この頃から業績が上を向き始めました。「笑顔」期(2008年~)
表立ったケンカや批判は少なくなりましたが、現場に『笑顔』がない。
そこで、2010年に経営理念を『笑顔と人の和』に変え、施設健診をスタートしました。
まずは『笑顔』『笑顔』『笑顔』、次に『CS』『CS』『CS』と言い続けました。
2011年から私が代表となり、2012年から2015年まで業績が大きく上昇しました。2015年には、介護施設「えがおの郷」を開設し、笑顔を運営の中心としました。
2016年には、施設健診の京橋クリニックが、開設6年目でようやくフル稼働となりました。
2018年には、創業家の株式を買い取り、家業から卒業しました。
2019年には、介護施設を増床し、収容人数を増やしました。
2020年には、コロナショックがありましたが、健診事業は過去最高を記録しました。
2021年には、江戸川区からワクチン接種センター事業を頼まれ、大きく業績を伸ばしました。
2023年には、大手町あおぞら健診クリニックを開設しました。
2024年には、一般社団法人予防健康協会・新宿内科がグループ入りしました。規模が大きくなり、目も届かなくなってきています。
気が付けば現場の『笑顔』が下がっているように感じています。
『笑顔』が無ければ『CS』は下がります。まずは『笑顔』です。笑顔に取り組めば自然とCSは上がります。
CSで何をやっていいのかわからない人は、難しいことを考える必要はありません。
笑顔、笑顔、笑顔。お客様にも仲間にも、笑顔、笑顔、笑顔。
笑顔、笑顔、笑顔でいれば、CSは必ず上がります。私達京橋グループは『笑顔』が経営の中心です。
私達京橋グループの経営理念の第一項は『笑顔と人の和』です。