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学習する組織2024年05月06日
江戸川区に本部がある京橋グループのブログです。
毎週、社員向け経営理念メルマガを書いて18年目です。そのメルマガ転記です。私達京橋グループの経営の根幹は『笑顔』です。
創業者が最も大切にしていたのも『笑顔』です。
なので経営理念の一番目は『笑顔と人の和』です。朝礼で『笑顔』のことを話してください。
パートさんも笑顔になれるようにしていきましょう。今日は、経営理念の二番目『学習する組織』についてです。
学習する組織
仕事で学ぶべきことは、たくさんあります。
これで十分という終わりはありません。なぜなら世の中が進歩するからです。25年前は、仕事でパソコンやメール、ケータイを使っていませんでした。
今では、どうやって当時仕事をしていたのか思い出せません。
仕事のやり方がどんどん進歩しているのです。進歩に合わせた勉強が必要です。仕事の基礎から最新情報まで、多くのことを勉強している会社はたくさんあります。
しかし、一方で、間が抜けていることをしている会社もたくさんあります。
それは、一生懸命勉強しながらも、同じ間違いを何度も繰り返している会社です。様々なことを学ぶことは、よいことではあります。これが進歩に繋がるからです。
しかし「また同じ間違いをして!」を何度も繰り返している組織は進歩しません。
今できることを確実にできる力があってこそ、新しいことが身につくのです。失敗やミスの事例集は「宝の山」です。
間違いが起きないような仕組みを作ればミスが減ります。
そのミスの情報や再発防止策が共有されれば、誰もが間違えにくくなります。
「確認を徹底する」ではダメですよ。人に頼らず、仕組みを残してください。
新しい人が入ったときでも、仕組みがあれば間違えません。
配置転換で、人が入れ替わっても、仕組みは残ります。私達京橋グループの事故報告書(トラブル事例報告書)は貴重な財産です。
「対応」「原因」「改善案」と書く欄があり、仕組みを作るツールになっています。
指示書に過去のミスが表示され、同じお客様で同じミスをしないようになっています。
過去の失敗を二度と繰り返さないように共有する「組織で学習するツール」なのです。『確認を徹底する』などの精神論では、改善はできません。
同じ間違いをしない改善の『仕組み』を考え、情報を共有してください。情報共有するということは、会議で皆で話し合うということです。
「事故報告書を書いて終わり」では『学習する組織』とは言えません。
皆で共有するのです。皆で改善するのです。皆で仕組みを定着させるのです。間違いの繰り返しをゼロにするだけで、相当強い会社になるはずです。
事故報告書の中の改善案を話し合うことを会議の議題にしてください。
事故報告書の中の改善案が効果があったかを会議で確認してください。
事故報告書の情報を共有するだけでも、相当強い会社になるはずです。一度間違えたら、同じ間違いをしない『仕組み』を考え『組織』で共有する。
そんな間違えや失敗を『組織』で『学習する』会社こそ、真に強い会社なのです。私達京橋グループの経営理念は『学習する組織』です。
京橋グループ
医療法人財団京映会(巡回健診)
京橋クリニック(施設健診)
大手町あおぞら健診クリニック(施設健診)
えがおの郷(医療連携高齢者住宅)
デイサービス笑顔(通所介護施設)
一般社団法人予防・健康協会(診療所運営)
新宿内科(保険診療・施設健診)
株式会社京橋健診(MS法人)
株式会社京橋(資産管理)