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報告2023年09月18日
東京都江戸川区に本部がある医療法人財団京映会のブログです。
日本全国で巡回健診、大手町と瑞江で施設健診、千葉県で介護事業をしています。
毎週月曜に経営理念の社員向けメルマガを書いて、もう17年目に入りました。
今週も、そのメルマガを転記します。「お客様に好かれるにはどうすればいいか?」
これを常に意識して行動することがマーケティングの大原則です。
それは、自分ならどうされたいかを考えるところから始まります。お客様に好かれるにはどうすればいいかを笑顔で考えていきましょう。
報告
ランニングワークは、報告を忘れても、特に滞りなく仕事は回っていきます。
しかし、仕事が高度になれば、報告がマスト(絶対に必要)になってきます。
報告がなければ次に進めないし、高度であれば経営判断も必要になるからです。報告をしない人には、重要な仕事は頼めません。
『仕事ができない』と言われる人は、報告が苦手か、忘れがちです。報告が苦手な人は、情報が極端に少ない報告をします。
自分で勝手に「大したことない」と判断して、報告を省略したり。
トラブルに気付いたのに、自分に関係ないと思い『異常なし』と報告したり。
こうなると、報告を受けた側に正しい状況が伝わりません。
自分の目の前のこと以外も、聞いたり知ったりしたことは報告しましょう。
仕事で何も無いことなど無いのです。特に『お客様の声』は重要な情報です。報告を忘れた場合は、仕事が中途半端なままで停止してしまいます。
仕事には、その先があります。報告がなければ、その先に進めません。
そうなると、誰かが気付くまで、中途半端なままで一時停止し続けます。仕事が最後まで終わらなければ、途中の経過報告を入れましょう。
手分けするか、手伝うかして、フォローできます。
何も報告がなければ、手を打つこともできません。また、根本の方向性が間違っている場合もあります。
途中の経過報告がなければ、最初から全てやり直しになることもあります。
長期スタンスの仕事は、途中でマメに経過報告をいれましょう。報告は大事です。いつもと違うことがあったら報告をしましょう。
役職者は特に報告をしてください。報告がなければ評価もできません。以下は、経営計画書に記載してある「報告」の項です。
【 報 告 】経営計画書43ページにこう書いてあります。
1.報告は上司活用の第一歩であり対話の出発点である。
2.すすんで行う報告は上下の信頼関係を深める。
3.報告を多くすれば上からの情報も多くなる。
それは自分の努力を無駄にしないだけでなく、自分の成長に拍車がかかる。
4.良く報告する人は正しく評価されるが、報告しない人は結果でしか評価されない。
そのうえ誤解を受けることが多い。
5.悪い報告をするには勇気がいる。
良い報告だけしか上がってこない組織は、必ず自滅する。
悪い報告を一つでも多くできる勇気ある人となれ。
6.経営上もっとも重要な情報は第一線の人達が持っている情報である。「報告」は、組織の血液です。
貧血にならないように、きちんと「報告」しましょう。
私達京映会の経営理念は『学習する組織』です。