康診断コラム

  • 薩摩の教え
    2023年08月01日

    東京都江戸川区に本部がある医療法人財団京映会のブログです。
    日本全国で巡回健診、大手町と瑞江で施設健診、千葉県で介護事業を営んでいます。
    毎週月曜に経営理念の社員向けメルマガを書いて、もう17年目に入りました。
    今週も、そのメルマガを転記します。

    常にお客様のほうへ顔を向けましょう。
    資本主義の利益の源泉は、差別化、差異性です。
    同業他社がやりたがらないことに活路があります。

    お客様を第一に考え、健康を通じて社会に貢献する。
    それを『笑顔』でやっていくのが私達京映会です。

    薩摩の教え

    『薩摩の教え』というのがあります。
    江戸時代の島津家にあった人を評価する基準です。

    1位:何かに挑戦し、成功した者
    2位:何かに挑戦し、失敗した者
    3位:自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
    4位:何もしなかった者
    5位:何もせず、批判だけしている者
    6位:何もせずに批判するだけでなく、足を引っ張る者

    誤解されるのですが、4位の何もしないとは仕事をしないのではありません。
    自分の職責の範囲内の仕事しかしない人のことです。
    「そこまで私がやるんですかぁ?」が口癖のような人です。

    5位は、評論家ですね。生産性が無いとかの話ではありません。
    まじめな人の足を引っ張ります。一所懸命やっている人に水を差します。
    機会があったら辞めてほしい人です。

    6位は、努力や勉強する人をバカにするような人ですね。
    努力や勉強をバカにする人は、他人の未来をごっそりもぎ取ってしまいます。
    百害あって一利もありません。私達京映会では、すぐに辞めてもらいます。

    5、6位は「卑怯者」とも言われます。
    せめて、3位以上の存在になりたいですよね。

    良い会社の良い組織には1~3位の人がいます。
    そういう人達と付き合い、刺激を受けるのが最良の方法です。
    4~6位の人の近くにいるのはやめましょう。
    考え方は感染します。1~3位の人の近くにいるのが伸びる秘訣です。

    仕事は自分のランニングワークだけをやればいいのではありません。
    それでは、人も、組織も、会社も成長できません。
    いつもの仕事の繰り返しでは、進歩しないし、進化もできないのです。

    自分の仕事の範囲をどうやって広げていくか?
    自分のランニングワークを改善するのは当たり前です。
    それだけではなく自分のランニングワークを効率よく終わらせましょう。
    そして、捻出した時間で自分の守備範囲を広げましょう。
    隣の人が困っているなら、隣の人の仕事を手伝いましょう。

    ランニングワークをやるのは当たり前です。その一歩先に成長があるのです。
    私達京映会の経営理念は『学習する組織』です。

お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

検査内容でご不明な点や、どのコースを受けていいか分からない、法人様での受診相談など、お気軽にお問い合わせください。